今回もAIを駆使しながら書いたブログ記事になります。
最近、eモータースポーツのレース配信を観ていて思うことがあります。
レースのレベルは決して低くない。トップ選手はとんでもなく速い。
それでも…
観戦コンテンツとしては、いまいち盛り上がらない。🤔
視聴者数もなかなか増えない。
なぜなのか?
この問題を考えるためには、まずスポーツは競技であると同時に「興行」であるという視点が必要です。
🏎️ リアルモータースポーツは巨大な興行
例えばF1。
近年、F1は世界的に人気が爆発しています。
2020年代に入ってからファン数は急増し、現在では世界で8億人以上のファンがいると言われています。
現地観客数も増加しています。
- 2019年:約420万人
- 2023年:約670万人
つまりF1はレース競技であると同時に巨大なエンターテインメントになっています。
その人気を支えている要素の一つがスター選手の存在です。
現在のF1ドライバーは、単なるスポーツ選手ではない。
SNSを見るとそれがよく分かる。
例えば
- Lewis Hamilton
Instagram 約3900万人 - Charles Leclerc
Instagram 約1600万人 - Lando Norris
Instagram 約900万人 - Max Verstappen
Instagram 約1200万人
これだけのフォロワーを持つということは一人のドライバーが巨大なメディアを持っているということでもある。
つまりF1では
- 運営
- チーム
- メディア
だけではなく選手自身が観客を連れてくる存在になっている。
eモータースポーツを音楽に例えると🎸
モータースポーツの構造を分解すると、実は音楽ライブにかなり近い。
例えばこうだ。
| モータースポーツ | 音楽 |
|---|---|
| ドライバー | アーティスト |
| チーム | バンド・グループ |
| 車両 | 楽器 |
| レース | ライブ |
| サーキット | ライブ会場 |
| コース上のバトル | 曲の盛り上がり |
| ピット | バックステージ |
こうして見ると、構造はかなり似ている。
レースとはつまりドライバーがクルマという楽器で演奏するライブとも言える。
実際のモータースポーツでもこの構造は当てはまる。
例えばF1では
- Ayrton Senna
- Michael Schumacher
- Lewis Hamilton
こうしたドライバーが競技の「スター」として存在している。
人は楽器ではなくアーティストを見に行く🎤
ここで重要なポイントがある。
音楽ライブで人はなぜ会場に行くのか?
それはアーティストが好きだからだ。
もちろん
- ギターが好き
- ドラムが好き
- ベースが好き
という人はいる。
しかし「このギターが好きだからライブに行く」という人はほとんどいない。
やはり最終的にはアーティストが主役になる。
モータースポーツでも同じ構造🏎️
モータースポーツでも本質は同じだ。
例えば
- Formula One
- FIA World Endurance Championship
- Super GT
このようにレースにはジャンルがある。
音楽で言えば
- ロック
- ジャズ
- クラシック
のようなものだ。
確かに「F1が好き」「GTが好き」という入口はあるものの、ファンが熱狂する理由は最終的にはドライバーになる。
「この人を応援したい」という気持ちが観戦の面白さを作る。
eモータースポーツに足りないもの
ここでeモータースポーツに話を戻そう。
多くのeモータースポーツ大会では
- ゲームタイトル
- 車種
- コース
などの説明は多い。
しかし選手のストーリーはあまり語られない。
つまり観客から見ると「誰がスターなのか分からない」状態になりやすい。
これは音楽で言えば誰が演奏しているか分からないライブと同じだ。
当然、盛り上がりにくい。
ここで個人的に思い浮かぶのがM-1グランプリの存在だ。
M-1は漫才の日本一を決める大会だが、注目すべきなのは大会そのものだけではない。
大会前から
- 出場コンビの紹介動画
- 過去のネタ動画
- コンビごとの特集
などが公式YouTubeなどで多数公開される。
さらに大会終了後も
- 出場コンビを使った特別企画
- テレビ出演
- 各メディアへの露出
などが続き、出場者そのものがコンテンツとして扱われる。
つまりM-1は大会を盛り上げるために「人」を見せているのだ。
この構造はeモータースポーツにも応用できるはずだ。
例えば大会の前後に
- 選手の紹介動画
- トレーニング風景
- 機材紹介
- スポンサー製品のレビュー
といったコンテンツを公開する。
スポンサー製品を選手自身が紹介する形でも面白いかもしれない。
そうすることで観客は「この選手を応援したい」と思えるようになる。
eモータースポーツが本当に観戦スポーツとして成長するなら
レースだけではなく、選手そのものを見せることも重要なのではないだろうか。
eモータースポーツに必要なもの
もしeモータースポーツを本当に「観るスポーツ」にしたいなら必要なのはスター選手だ。
トップシムレーサーが
- 強さ
- キャラクター
- ライバル関係
を持ったアーティストのような存在になること。
そして観客が「この選手のレースが見たい」と思えるようになること。
そうなったときeモータースポーツはただのゲームではなく本当の意味でのモータースポーツ興行になるのかもしれない。
⚽ Jリーグも同じ構造で成長した
日本のスポーツでも似た例があります。
それがJ.Leagueです。
Jリーグは1993年に開幕しましたが、その成功は突然生まれたものではありません。
当時の日本サッカーは企業チーム中心の日本サッカーリーグ(JSL)で、観客数は年間25万人程度でした。
そこからJリーグは
- 地域密着クラブ
- 海外スター選手の獲得
- メディア戦略
などを行い、社会現象レベルのブームを生みました。
開幕当初のJリーグには日本人の有名選手といましたが
- ジーコ
- リネカー
- ストイコビッチ
などの海外スター選手が参加していた。
これによりリーグには象徴的なスターが生まれた。
しかしその後、人気は一度落ち込みます。
いわゆるJリーグバブル崩壊です。
それでもリーグは
- 地域活動
- ファン育成
- クラブ文化
を積み重ね、現在では年間1000万人以上を動員するリーグになりました。
つまりスポーツ文化は長い時間をかけて作られるということです。
🎸 人を集められるところに価値が生まれる
大学時代、インディーズバンドの世界に関わっていたことがあります。
ライブハウスではどのバンドが何人客を呼んだかがハッキリ分かります。
客を呼べるバンドは
- イベントに呼ばれる
- 条件が良くなる
- レコード会社に注目される
つまり人を集められること自体が価値になります。
これは音楽だけではありません。
スポーツでも配信でもゲームでも同じです。
人が集まるところには
💰 お金
🏢 企業
🤝 スポンサー
が集まるからです。
🎮 eモータースポーツの問題の本質
eモータースポーツのリーグを見ていると
- 運営が大会を作る
- チームが参加する
- 選手がレースをする
という構造になっています。
しかし興行として考えると重要な視点があります。
それは誰が観客を連れてくるのか?という問題です。
多くのeモータースポーツ大会では集客の役割がほぼ運営だけになっているように見える。
しかし本来、スポーツ興行はそういう構造ではない。
例えばプロスポーツでは
チームはリーグのお客さんではない。
リーグを一緒に盛り上げるパートナーの存在だ。
つまり本来の構造はこうなる。
- 運営が集客する 📣
- チームも集客する 🏁
- 選手もファンを作る ⭐
この三者がそれぞれ観客を呼び込むことでリーグ全体の人気が成長していく。
モータースポーツでも同じだ。
例えばF1では
- チーム
- ドライバー
- 主催者
それぞれが独自にファンを持っている。
そのファンが集まることで巨大なスポーツビジネスが成立している。
eモータースポーツでも同じ構造を作る必要があるのではないだろうか。
eモータースポーツで考えられる取り組み 💡
では具体的に
どのような仕組みが考えられるだろうか。
いくつかアイデアを挙げてみたい。
SNS発信を促すインセンティブ制度 📱
まず考えられるのは選手による情報発信の促進だ。
例えば
- SNS投稿
- 動画投稿
- レース解説
- 練習配信
といった情報発信を行った選手に対して運営が成果報酬を出す仕組みを作る。
スポーツ選手は競技だけでなくファンを増やす存在でもある。
情報発信を評価する制度があれば選手自身がファンを増やす動機にもなる。
ストリーミングチームの活用 🎥
eスポーツチームの多くはストリーマー部門を持っている。
その仕組みをeモータースポーツでも積極的に活用できるはずだ。
例えば
- チーム内に配信専門のメンバーを作る
- 日常的にレースや練習を配信する
または
運営自身が公式ストリーミングチームのような存在を作るのも面白い。
日常的に
- レース解説
- 選手インタビュー
- 車両解説
- レース分析
などのコンテンツを配信すればeモータースポーツの情報発信量は大きく増える。
プロ選手としての教育 🎓
もう一つ重要なのは
プロ選手としての意識作りだ。
スポーツ選手は
- 競技力
- メディア対応
- ファン対応
など様々な役割を持つ。
そのため運営が
- メディア対応
- SNS運用
- スポンサー対応
などの研修会や教育プログラムをチームや選手に提供する仕組みも重要になる。
これにより選手自身が「競技者であり、エンターテイナーでもある」という意識を持つようになる。
さらに考えられるアイデア 🔧
他にもいくつか可能性はある。
例えばドキュメンタリーコンテンツだ。
選手の練習風景やレースまでの準備を追う動画はスポーツでは非常に人気がある。
またリアルドライバーとの交流企画も面白い。
例えば
- シムレーサー vs リアルドライバー
- 実車体験企画
などだ。
こうしたコンテンツはモータースポーツファンの興味も引きやすい。
レースだけではファンは増えない 📺
eモータースポーツの大会はどうしてもレース当日だけに注目が集まりがちだ。
しかしスポーツビジネスの多くはレース以外の時間でファンを増やしている。
例えば
- 日常の発信
- 選手のストーリー
- 裏側のコンテンツ
こうしたものが積み重なることで観客は「この選手を応援したい」と思うようになる。
そしてその気持ちがレース観戦の面白さにつながっていく。
eモータースポーツが面白くなる未来 🌍🏎️
もし
- 選手が日常的に発信し
- チームがファンを作り
- 運営がそれを後押しする
そんな構造ができたらどうなるだろうか。
観客は「この選手が勝つところを見たい」「このチームの戦略が気になる」そんな気持ちでレースを見るようになる。
さらに
- リアルドライバーとの交流
- シムレーサー同士のライバル関係
- 選手ごとのキャラクター
といったストーリーが生まれてくる。
そうなればeモータースポーツは単なるゲーム大会ではなく本当の意味での“モータースポーツ興行”になるはずだ。
そしていつか「この選手のレースは絶対に見たい」そう言われるようなスターシムレーサーが登場したとき。
eモータースポーツは今よりずっと観ていて面白い競技になっているかもしれない。 🏁