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飼い猫が糖尿病になってしまった話 ~その1~

うちには2025年で10歳になるロシアンブルーのロア君(オス・去勢済)がいるのですが、2025年6月下旬ごろ病院に連れていき糖尿病と診断されました。

闘病前のロア君

この記事を執筆している時点でロア君と共に糖尿病と戦い始めているわけですが、飼い猫が糖尿病になってしまった話としていつか誰かの役に立てば良いと思い最後まで記録を綴っていこうと思います。

ロア君の初期症状

2025年6月上旬ごろから
 ・おしっこの量が増えた
  →鉱物系の猫砂の掃除で重い、猫砂が減るのが早いと感じはじめた
 ・毛艶が悪くなったような気がする
  →暑くなり始めた時期ということもあり、毛の生え変わりかと思いブラッシング回数を増やした
2025年6月下旬ごろから
 ・いつものフードを食べなくなった(痩せてきた気がする)
  →いくつかのフードを試してもあまり食べなくなったのが決め手になり病院に連れていくことに

今思えば…
糖尿病を始めとした内臓系の病気になると水を飲む量が増えるとされていますが、ロア君は普段から水を結構飲む方だったので飲む量が増えたことは気づきませんでした。
毛艶に関しては暑くなる時期はある程度ブラッシングで落ち着くまでは毛並みや毛艶が悪いので仕方なかったと思いますが、おしっこの量や質が変わったと感じた時点で病院に連れて行くべきだったなと感じています。
※冬で毛がしっかりしてる時期に毛艶が悪くなってれば気づきやすいのかもしれません。

病院に連れていってから

最初の処置は血液検査で、まずはどんな病気になっているかを確認するところから始まりました。
病院でも簡易的な内容は分かるが外部に依頼すると詳しく分かるとのことで、約1週間後に検査結果が分かるとのこと。

食欲が落ちてるのでとにかく食べるものは何でも良いから食べさせて」とのことで、採血のときに普通のちゅーるより2倍のカロリーがあるエナジーちゅーるをガツガツ食べていたので早速自宅用にAmazonで購入。
※病院の帰りにドンキホーテに行ったけど普通のしかなかったのでその日は普通のちゅーるを買った。
※糖尿病時は血糖値を上げすぎることが悪いとされていますが、まずは食べて体力を付けさせることを優先。

とはいえドライフードも食べてくれないとと思い、色々試したものを再度あげてみるとピュリナワンを食べてくれるようになっていて、調子が悪くなった最初のほうに食べていた銀のスプーンサイエンスダイエットも試したのですがこちらは食べてくれませんでした。
※ちなみに普段はメディファスアドバンスというドライフードを食べさせていました。

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病院で聞いた猫の糖尿病

※あくまでも僕が聞いた情報ですので、必ずかかりつけの先生に確認してください。

人間と違い、猫の糖尿病は遺伝的なものが主要因でフードの種類や運動の有無はあまり影響せず、どちらかというとオス猫がなりやすい。
糖尿病になるとエネルギーが体内に貯めづらくなるので結果的に体重が減っていく。

治療に関しては生涯インスリン注射を1日2回(朝・晩)行う必要があるため自宅で飼い主自信が注射を打つ必要があり、注射の費用は毎月1万円程度。
※飲み薬もあるが高額になる。

基本的に完治はしない。

血液検査の結果が出てから

血液検査の結果が出たので病院に行くと「血糖の値が参考基準値68~126に対して457となっているので糖尿病で間違いないでしょう」とのこと。
※他にも数値が高いところもあるが血糖の値に引っ張られて高くなっている可能性が高いということでした。

この日からインスリン注射を毎日打つ日々が始まるわけですが、まずは一回にどれくらいの量を注射するかの判定を行う必要があるため最低量を1週間打つことが決まりました。

インスリンの量を決めるには最低量を1週間打って経過を観測する以外にフリースタイルリブレという機器を用いて血糖値をリアルタイムで計測し、インスリン量を決めることもできるそうです。
参考リンク(こちらの病院に通院したわけではありません)

費用的には2週間のレンタルで1万5千円、センサーが剥がれると再度費用が掛かったりするようなので最低量を1週間打って経過を観測することにしました。
※こちらは自分で購入して付けてもらうこともできるということでした。

この日から自分(または嫁)が毎日インスリン注射を打たなければならないということで、最初の一回目を病院で打つことに。
人生で注射を打つことになるとは…と緊張しましたがロア君は家以外、特に病院だとかなり大人しくしてくれるので一回目の注射はスムーズに終えることができたので一安心です。

病院で聞いたインスリン注射の注意点

※あくまでも僕が聞いた情報ですので、必ずかかりつけの先生に確認してください。

  • 空腹時に注射をすると低血糖になり危険なので必ずフードを食べてるとき、または食べた後に注射すること。
  • 12時間の間隔(最低でも8時間をあける)をあけてから注射すること。
  • 前回の注射から7時間後にしか注射できない場合は打たず、12時間以上になっても良いので早めには絶対打たないこと。
    ※インスリン注射のピークは6時間頃のため、8時間経過以前に打つと低血糖状態が続くので危険。

糖をコントロールするフードも売られているようで、こちらを先生に確認してみると食べるようであれば好ましいとのことですが値段的にはかなり高いので食べてくれたとしてもうちの場合は通常のフードと混ぜながらになりそうです。

ということで今回は初期症状から血液検査の結果が出て糖尿病と診断されるまでを書き綴ってみました。
ロア君の前にアメリカンショートヘアーのリリィ君という猫を飼っていたのですが、リリィ君は闘病することなく突然亡くなってしまったのでロア君とは最後まで共に戦いたいと思います。

いつか誰かの役に立てばということで続きも書いていきますので、よろしければ見ていただければ幸いです。

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